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容器用の緩衝材(E段中枠)の必要性の有無


これは、化粧品のパッケージの改版の際にあった出来事です。

その化粧函は、今まで他の印刷紙器の会社が加工している、化粧函とE段の中枠がついたものでした。

今回の改版にあたり、弊社に加工依頼があり現行品の函と中枠をお借りして、同サイズの白ダミーと見積書を提出致しました。

(この段階では、内容物の容器をお借りしませんでした。)

白ダミーが出来上がり、お届けした際に内容物との間合の確認をしたところ、その容器はガラス瓶ではなくPP素材の容器でした。

本来E段の中枠は内容物の保護の為で、ほとんどがガラス容器の場合に使用されています。

今回の依頼品はPP素材の為、中枠の必要が無い旨の説明とコストダウンのおおよその金額を提示したところ、お客様は驚かれたと同時にかなり喜ばれた様子でした。

単なる印刷面の改版と思っていましたが、かなりのコストダウンになる仕様変更の改版となり、お客様からの信頼もグッとUPした出来事でした。

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