top of page
  • MN

こんなことも時々しています。


社内からもサンプルではありませんが、作成依頼を受けることが時々あります。

以前、新しく買ったサーキュレーターを乗せる台座を作って欲しいという依頼がありました。

扇風機と同様、左右の首が自動で動くタイプで、上下の方も手動で位置を決められるのですが、可動範囲が動かしたい位置まで動かせなかったので、「斜めに置ける台座を作って欲しい」とのことでした。

普通にサーキュレーターが入るくらいの四角い貼り箱を作って、その中に斜めの台紙を入れた台座にしようと簡単に考えていましたが、これがなかなかの大きさのサーキュレーターで、通常の貼り箱の作り方(厚手の中芯ボールを薄紙でくるむ)では強度的に厳しいので、くるむ紙を薄紙ではなく厚手のカード紙(400g/㎡)にして、形状も普通の四角い箱から斜めに角度をつけてサーキュレーターの重さで台座が倒れないようにしました。

とりあえず1年くらいずっと使っていますが、紙で作った割には特に壊れている箇所もないようなので、まずまずかと思っております。

(時間があれば、もう少し調整したいところですが・・・。)

当然、通常の仕事を優先しながらの合間の作成になりますが、通常仕事と違いあまり制約なども気にせず、普段ならまずやらないようなことも出来るので(と言いつつも、ついつい通常仕事と同じ感覚で制限を考えてしまう癖がありますが・・・)、頭の切り替えになると言いますか、こういったところから新しい発想などが生まれる可能性もある、と思いながら作成しています。

ただ周囲からは呆れたような、若干冷ややかな視線を感じながらの作業で、残念ながら特に何の反応もありませんが、こういったことも他の仕事に何らかのカタチで必ず活かしていけると強かに思っています。

そして現在、他の設計メンバーが現場からの依頼で、何やら大きな箱を作成しております。

どんな難題でもお問い合わせください。

サーキュレーターの貼箱

bottom of page