様々なパッケージの表面の加工にもそれぞれメリット・デメリットがあります。
化粧品のパッケージは光沢のある加工、艶消しの加工、一部分つやがありそれ以外は艶消しの加工など特に表面加工にこだわりがあるようです。
UVコートは耐摩性に優れ、キズや擦れなどの心配がある場合に使用します。
特に鏡のような蒸着紙を使用する際は重宝しております。
しかしフィルム貼りでないデメリットもあります。
先日化粧品用パッケージでアルミホイル紙にベタ印刷をしているものがありましたが、お客様からキズの付きづらい加工にしたいとの要望がありUVコートを使用しました。
アルミホイル紙+ベタ印刷に加えフィルム貼りでなかったために箱にした際にスジが割れそうになる仕様でしたが、お客様に現物をお見せしながら事前に打ち合わせをしたところ慎重に作業すれば問題ないとの事でした。
品質の高い化粧品の箱は、お客様の要望を満たしながらも、パッケージの表面保護を忘れてはなりません。
メリットと同時にデメリットも説明し、お客様が最適なご判断ができるよう今後も勉強していきたいと思う出来事でした。
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