化粧品メーカーのお客様から新版の見積り依頼があったときの話しです。(その依頼された製品は、勿論受注出来ました。)
このお客様の函(個装函・セット函 等)を当社で作製するようになってからそれ程時間は経ってなかったと思いますが、その依頼内容は、形状の違う数種類の容器をセットするものでした。
※そのセット函は、既にセット作業が複雑すぎて、工場から改良してほしい旨の要望があった函との事でした。
その時、お客様からの一言がとても気持ちの良かったのを覚えてます。『こうゆうセット函は、永和紙器さんが得意だと思ったから、とりあえずお願いしようと思ったんだよ』『実は、他の業者さんにも声を掛けたんだけど、今一反応が悪くてさ・・・』
そして改善してほしい箇所等、詳細を確認し、白ダミーが完成しました、翌日、セット作業を実際に行う工場にお届けしたところ、数日後担当の方から連絡があり、現場の人たちも作業効率や見栄え等、とても好評で喜んでいるとの事でした。
仕事を受注するにあたり、営業の対応や製品への評価は勿論ですが、お客様の要望に対し、どれだけ期待以上のものを提供出来るかにより、競合他社との差別化が出来るかを痛感した出来事でした。
※良い意味で、お客様の期待を裏切る事が出来たからこそ、受注出来たと思いました。
営業部 SZK