とある化粧品会社で最近、リニューアルのコンペがありました。小瓶を6本入れる箱でコストを抑え、なるべく箱を開けた時に6本小瓶が入っている状態を見渡せるものが望ましいという案件でした。
条件は以下の3つです。
1 箱の組立が簡単であること。
2 コストが安価であるということ。
3 平べったい箱が望ましい
他社の箱は、開けたときに6本瓶がすべて見渡せる状態になっていました。そして、組み立て式でありましたが、(組立といっても比較的時間がかからない。)なおかつ、平べったい形。なかなかいい線を行っています。
当社はどうか。 平べったい箱で、組立要らずの形式。紙の取数が他社より多少悪い。組立がない分1工程だけ機械工程が多い。きわどい勝負!と思ったのですが、当社商品に軍配が上がりました。
組立作業はいくら構造が簡単といっても加工賃が思ったよりもかかるもの。(日本の人件費は高い!)組立なしで機械で加工を施すほうが、人の手で組立てするよりも、なにより製品の品質が安定しており、コストが安い。
おそらくパッケージのコストとしては少し高かったのかもしれません。でも化粧品会社様の工場で組み立てることを考えると当社のほうがトータルコストが安くなるとの事でした。
商品開発力、高い技術がお客さんに高く評価されたのだと思います。
営業 MOT
「27ミリの薄い箱も、2秒で完成!当社の誇れる貼技術です!」